「午後9時15分の演劇論」横山旬
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店主からのひとこと
美術系大学の舞台表現科にたまたま入った主人公が、学園祭の舞台作品の演出に立候補するところからはじまる、大学演劇モノのマンガです。2020年の比較的新しいマンガですが既に完結しています。全3巻。
この作品の特筆すべきところは、大学生の演劇を扱っているというのが珍しいのと、「才能がない自分、才能があるアイツ」っていう葛藤、しかも大学生の若い葛藤が、泥臭くもみずみずしく描かれている点。どちらかというと、舞台を観ている人、創っている人が、共感する内容が多いかもしれません。
演劇系のマンガは、最初の方は良いのですが、後半はどうも尻切れトンボで終わる感覚が多いのですが、この作品も最後の方は若干尻切れトンボかも。その点が少し残念です。
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書籍情報
第1巻
出版社 : KADOKAWA (2020/11/12)
発売日 : 2020/11/12
言語 : 日本語
コミック : 208ページ
ISBN-10 : 4047364045
ISBN-13 : 978-4047364042