「拍手という花束のために」加藤昌史

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店主からのひとこと

「演劇集団キャラメルボックス」という劇団をご存知でしょうか。比較的誰にも分かり易い、ファンタジー色のある芝居をする劇団。上川隆也の出身劇団、と言えば、何となく想像出来る方は多いかもしれません。この本は、キャラメルボックスの製作総指揮、加藤昌史が、キャラメルボックスの絶頂期に書いた本です。

キャラメルボックスは、分かり易い作風でたくさんの人ファン話獲得すると同時に、当時は考えられなかった手法を導入して難しいとされる劇団経営を成功させていました。舞台を映像コンテンツとして売り出し、テレビ放映を定期的に行ったり(キャラメルボックスTV)、サブスク制のチケットを売り出したり、物販を充実させたりと、いまでは当たり前ですが、当時は考えられなかった方法で劇団を経済的に成立させてきた団体です。

その後、3.11の影響や、コロナ等の影響もあり、劇団の観客の落ち込みが激しく、劇団は残念ながら会社更生法を申請するに至ります。昨年復活公演を果たしていますが、経済的に成功していた・・・とされていたキャラメルボックスの破綻は、私たちには衝撃的でした。

この本は、そんなキャラメルボックスが、その絶頂期にどんな考えで演劇を創っていたか。その事をしる手がかりを与えてくれます。

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書籍情報

出版社 ‏ : ‎ ロゼッタストーン (2005/5/1)
発売日 ‏ : ‎ 2005/5/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 287ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4947767022
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4947767028

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