「ストーリーアナリスト―ハリウッドのストーリー分析と評価手法」ティ・エル カタン, フイルムアンドメディア研究所

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店主からのひとこと

ストーリーアナリスト、という職業があります。ハリウッドで、映画会社に持ち込まれる「ストーリー」の売り込みを、評価して、映画にするかを決めるための判断材料をそろえる職業です。数ある売込みの中から、面白そうなものを選りすぐる作業です。

映画を見ていて「面白い」「つまらない」と感じる事はあれど、それがどうして「面白いのか」を語るのはなかなか難しい。ストーリーアナリストは、その部分を台本を読んだだけで言葉にして、映画会社やプロデューサーに提示します。そのための方法論や、具体例、ストーリーアナリストという職業について書かれた珍しい本です。

日本ではこういった役割の職業は、実はあまり定着していません。プロデューサーの権限が強く、こういった客観的な評価をする、という習慣がないようです。

演劇を観ていて、「この作品は面白い」「この作品はつまらない」と、当然感じます。でも「どうして?」と問われると、なかなか難しい。ストーリーアナリストの方法論は、「面白い作品はどうして面白いのか?」を言語化するための道しるべとなります。

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参考図書

書籍情報

出版社 ‏ : ‎ フィルムアンドメディア研究所 (1999/5/1)
発売日 ‏ : ‎ 1999/5/1
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 189ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4750000442
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4750000442

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